大学再編
慶應義塾(安西祐一郎塾長、東京都港区)と共立薬科大学(橋本嘉幸理事長、同)は20日、両大学の合併協議に入ることを明らかにした。07年3月をめどに協定書を締結し、08年4月1日に慶大側に薬学部、大学院薬学研究科を新設する方針。共立薬科大の橋本理事長は「落ち着いた環境で薬剤師を育てたい」と合併理由を説明。慶応大の安西塾長は「実践的教育環境を備え持つ、世界水準の薬学教育機能を有する教育研究機関になる」とメリットをあげた。(毎日新聞)
慶応は医学部、理工学部を持つので、薬学部を加えることによる研究機関としてのメリットを享受できるだろう。ご当地では、九大と九工大が、また私の母校も2007年に某外国語大学と統合する等、各地で大学の再編が進んでいる。少子化の影響から大学全入時代といわれ、大学の財務格付を記載した記事等も散見されるようになっている現在、各大学がそれぞれ特色を出さなければ生き残るのが難しい時代に突入してきているのは確かである。ヘタをすると、10年後、20年後には母校がなくなっているかもしれない。
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